フリーランス求人動向
AIのフリーランスの求人動向
AIエンジニアはさまざまな企業で必要とされており、フリーランス求人も数多く市場に出ています。自動車の自動運転やお問い合わせのチャットボットなど、すでにAIの導入が進んでいる分野はもちろんのこと、各種メーカー、小売業、教育、農業など多くの業界がAIの導入を検討しています。そのため、SIerが募集しているフリーランスのAIエンジニア求人も数多くあります。できるだけ早くAIを導入したい企業にとって、自社専属のAIエンジニアを企業が育成することはあまり現実的ではありません。フリーランスのAIエンジニアなら、スポット的に仕事を依頼することができるため、企業にとってはメリットが大きいのです。
しかし、AIはまだこれから発展していく技術であることから、熟練のエンジニアはまだ多くない状況です。AI案件の経験が豊富ではないフリーランスでも積極的に採用する流れがあるのはこのためです。AIエンジニアを目指すには、数学や統計などについて新たに学ばなければならないことがあるかもしれません。簡単とはいえないことですが、人材が少ない今こそチャレンジしてみる価値がある分野です。
AIエンジニアの単価相場
フリーランスAIエンジニア案件の単価相場は、週5日、月140時間〜180時間として月60万円〜90万円ほどです。プロジェクトマネージャーやコンサルタントレベルのAIエンジニアなら、月150万円ほどの案件も見つかります。最初は月40万円〜50万円ほどでのスタートですが、AIエンジニアとしての経験を数年積めば年収1,000万円を超えることもあります。
フリーランス向けエージェントとは
フリーランス向けのエージェントとは、フリーランス案件の仲介サービスのことです。フリーランスを探している企業と案件を探しているフリーランスの間にエージェントが入り、さまざまな調整や契約手続きのサポートなどを行います。エージェントがあらかじめ企業に営業をかけてニーズをキャッチしているので、フリーランスからヒアリングしたスキルや希望条件にマッチした案件をすぐに提示できます。
エージェントのメリット
エージェントを利用しているフリーランスは、単価交渉をすべて任せることができます。個人で交渉するよりも、エージェントに任せたほうが順調に単価を上げていくことができます。興味がある分野の最新事情について情報収集ができるのはもちろんのこと、エージェントにしかない高単価の非公開案件を紹介してもらえるのも大きな魅力です。定期的に案件を受注したい場合は、あらかじめエージェントに希望を伝えておけばそのように動いてくれます。フリーランスが個人で営業する必要は一切なくなるので、本業に集中できる環境も整います。コミュニケーションにあまり自信がない人にとっては、安心してフリーランスとしてのキャリアを追求できる方法となるでしょう。
